PMT()関数は、定額の支払額を定期的に行い、利率が一定であると仮定して、貸付(借入)に必要な定期支払額を算出します。
<数式>
=PMT(利率,全支払い期間,現在価値,将来価値,タイプ)
注)第4引数と第5引数はオプションで、省略可能です。
例)
3年間で現在価値 25,000円を 1.99% の利率(年利)で支払う場合の、1回の支払額を求めます。36ヶ月、つまり 36回支払いがあり、各支払い月の利率は 1.99%/12 となります。
=PMT(1.99%/12,36,-25000)
関数が算出した結果は715.96円。したがって、月ごとに支払う場合の1回の支払金額は、716円となります。
※ 現在価値に負の数値を指定する理由は、将来価値を省略して0円とし、現在価値を負とすることにより、引数の複雑化を避けるためです。