データベースとテーブルについて

データベースには大量のデータを登録することができ、そこから目的とするデータを取り出したり、さまざまな観点で集計や分析をすることができるようになっています。このようなソフトウエアを「データベース管理システム(DBMS)」と呼びます。Baseはリレーショナル型のDBMSで、行と列で構成される「テーブル」と呼ばれる表形式の入れ物にデータを蓄える方式を取っています。
Base
では多くのテーブルを定義し、そこにデータを蓄積することができますが、それらのテーブルは用途上、2つに大別されます。そのひとつはマスター・テーブルで、もうひとつはトランザクション・テーブルです。
マスター・テーブルは「商品マスター」や「顧客マスター」のように、単価や住所など、レコードの属性の変更をするときを除いて、めったに内容が変わらないデータを扱います。また、トランザクション・テーブルは「売上伝票」や「給与明細書」のように日々、または月々発生するデータを扱います。
これらのことを念頭においてテーブル設計を行うとシステム全体のまとまりをつけやすくなります。

 

Next> 2.テーブルの正規化

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